買うということ
基本が一番大切ということで、
買いについて考えてみます。
買い を考える。
何を、
いつ、
どれだけ、
という3つの要素から構成されますよね。
株でいうと、どの銘柄を、いつ、何株買おうか?って話ですよね。
だからこそ、
この三つすべてに自分のルールが無いのであれば、素人投資家です。
一つでも抜けていたら、ダメです。
そして、私が思うもっとも重要なことは、
一番良い買い時はあとから振り返ってみてわかりますが、
今、わからないし、買う時にもわからない
のです。
その事実に対するアプローチがかなり重要。
今、安いと思っていることも、高いと思っていることも、
あんまり意味がないってことです。
それなのに、毎日値段が違うのですから、
そんなやっかいな相手でお金を儲けようと、みんな頑張ってるのです。
安いかどうかわからないものを、どうやって安く買うか?
過去の偉人は、それぞれの方法でそれをやってのけています。
安いかどうかわからないものを、どうやって安く買うか?ケース1
私が採用している方法は、積立投資です。
毎月、一定の金額を買うことで気がつけば、安く買える方法です。
なぜ、安くなるかというと、
高い時は少ししか買えない、安い時はたくさん買えるという、
定額投資の原理が働くからです。
高い時は少ししか買えず、安い時をたくさん買うと、
平均取得単価というものを計算するときに、
高い金額の割合が小さくなり、安い時の割合が大きくなります。
そうすると、平均取得単価は安い金額に引っ張られます。
そのおかげで相対的に安く買うことができます。
また、経済活動を続けると富は増えるという経済の大原則を考えると、
そうこうしているうちに持っている会社が成長してくれるおかげで、
平均取得単価より会社の価値が高くなるという可能性が高くなります。
時間がかかるというデメリットが、
会社の成長による株高で、過去をみたときに安く買えたという結果につながり、
また、その間の取得単価は、他の購入方法よりも安く買えるという方法です。
安いかどうかわからないものを、どうやって安く買うか?ケース2
“1ドルのものを40セントで買う哲学を学んだ”
byエドワード・ウォーレン・バフェット
うわー安く買えてるなぁこの人と思ったあなた!!
正解です。
相場が下落して株を持っていることに恐怖し、
みんながパニックになって売るときに買う。
例えば、リーマンショック、東日本大震災が記憶に新しい例えなのではないでしょうか。
リーマンショックは、アメリカ発の話。
東日本大震災は、被災地だけの話。
ちょっと言葉にすると語弊だらけですが、
シンプルに話をするためには必要なので、お許しを。
周りがパニックになるおかげで、
関係のない会社まで安く売られるという現象が起きます。
過去のさまざまな歴史が証明していることですので、
大体そうなります。
その時に、買う方法です。
パニック売りに、売る値段の根拠はありません。
損をするかもしれないから、
値段が少しでも高いうちに売ろうとするだけの行為ですので、
病気にならないかもしれないのに、保険に加入することとそんなに変わりません。
保険選びも、保障内容と保険料で比較するだけだから、
業界が決めた値段でみなさん加入してるはず。
それと一緒で株式市場全体が下がるから、
それを目安に売ってるだけなのです。
根拠のない値下がりで買うと安く買えるという話です。
もちろん、企業として成長しつづけている銘柄を買っておくと、
値下がって元に戻るまでの間に成長という付加価値がついて、
元通り以上になるものも少なくありません。
ほらね、安く買えたでしょ?
安いかどうかわからないものを、どうやって安く買うか?ケース3
短期投資かつ、ピラミッティングする方法。
相場には、だいたいどちらに動いて行きたいという方向性を感じることがあります。
トレンドと呼ぶことが多いでしょう。
相場に足を突っ込んでいれば、今日は多分こんな感じだなーってのがわかると思うのですが、
それですよね。
それで、今日上がりそうと思ったときに、1つ買う。
思っていたように上がったら、2つ買う。
そして、またうまくいったら3つ買う。
そして、過去を振り返った時に、
最初に買い始めた値段が安いのですから、
結果的に安く買えたという方法です。
要は、値上がりしていく場面に、調子に乗ってついていく方法をいいます。
もちろん順調に上がる場面では、かなり有効な方法ですが、
読みの精度が低いと、最初の1つ目の利益を2回目の仕掛けが台無しにして、
さらに、マイナスになることもあります。
安く買って高く売る為に、
上がっていく相場をフォローするという安値買いの方法です。
安いかどうかわからないものを、どうやって安く買うか?ケース4
下がっていく銘柄に、下がるたびに資金を入れ続ける方法
そろそろ、この値段が安値であろうタイミングで購入します。
更に安値になった場合にさらに購入します。
値下がるたびにそれを行うので、結果的に取得平均値が下がっていきます。
平均取得単価が下がると、上がった時に安く買えていたという結果になります。
どちらかというと、安値だと思ったところが安値でなくても、
無理やり安値にするという方法です。
安いかどうかわからないものを、どうやって安く買うか?ケース5
すでに、いくつかのケーススタディーの場面でとりあげていますが、
株価は上がったり下がったりするのですが、会社が成長する限り右肩上がりであり、
会社は、競争原理に負けない限り、経済の原理原則でいえば成長しつづけるものなのです。
つまりは、買って時間が経てば値上がりしてます。
なので、買った時が安値だということになります。
グロース投資という概念ですかね。
バリュー投資が、過去に比べて今が安いから買うという考え方であるのに比べて、
グロース投資は、未来に比べて今が安いから買うという考え方です。
ちゃんと未来に向かって進むなら、株価が高くなって当たり前という原則に従います。
まぁ、ややこしいことに競争原理が働き生存競争が起き、負けていく会社があるから、
グロース投資は難しいのですが、実際問題今の大きな会社も吹けば飛ぶような、
小さな会社から大きくなったのですから、グロース投資の魅力は銘柄選びにありますよね。
会社がちゃんと、人、モノ、金の経営資源を使い、
利益を出し、それを再投資し続ける限りは、雪だるま式になるのが当たり前です。
株価は、それらの成長を反映して大きくなるものだとされていますので、
結果的に、時間が経てば経つほど、株価は上がるので、安く買う為には一秒でも早く買うという方法。
何を、いつ、どれだけ、の 【 何を 】 について考える
銘柄選びですよね。
別の記事でも書いていますが、
その会社のお客さんが伸び続けること→市場の拡大
参入障壁がしっかりしていること→市場の独占率
大きくこの二つがしっかりしていれば、問題ありません。
買う率が変わらなくても、母数が増えれば、買う人が増えますので、売上と利益が伸びます。
参入障壁がしっかりしていると、他社に母数のお客様を奪われないので、
売上が下がりません。
細かいことをいうと、これにインカムゲインの利率が良いことか、
将来の伸び率の期待値が高いことが必要です。
何を、いつ、どれだけ、の 【 どれだけ 】 について考える
どれだけ。
これが、どれほど重要な要素か、怖いですよね。
まずは、どれだけいれたかによって、「儲け」も「損」も、「額」が変わってきます。
それに、投資資金の確保ということは投資の基本中の基本ですから、
それを別問題として扱うことはナンセンスです。
継続的に投資資金は増え続ける状態で、
また、一旦投資資金としたものを生活費などに振り直しが必要のないことが最低条件です。
この仕組みができていることによって、
先ほど考察した、安くで買う方法のすべてに対応できます。
ビジネスでもそうですが、限られた資源の中で何かをしようと考える人間は低レベルです。
それ以上になる努力をする余裕が一切生まれません。
資源をなんとか増やせないかと毎日アイデアを出し続けると、
仕組化がうまくいき、生まれた資源が利益と時間を生み出して、
また次の資源の確保へとつながっていきます。
投資の場合、投資資源となるお金を全部使った時点で、
手段として選ぶことのできる選択肢がなくなります。
一旦手放して、作ったキャッシュで対応しかできませんよね。
不利な条件しか残されていなくてもやるのか?って話ですよね。
投資資源を限定しないことによるメリットは、
投資戦略の幅を大きくし勝つ可能性を上げることができ、
また、勝ったときの金額も大きくすることができます。
これらを放棄して戦う人を見るのはつらいです。
原始人が狩りで獲物を獲れなかった時に、
家族全員でおなかをすかせている様子とダブリます。
時間分散、資金分散
私は、銘柄分散は大反対なんですよね。
自分のセンスのなさを認めるダサイ行為だと思っています。
人や会社や時代の動きを見るセンスを磨く、
自分磨きの要素も投資には含まれていると思っています。
だから、どれかで損をしても、どれかで大丈夫だったなんて、
お金だけの話なら、絶対にやらないほうがいい。
ただ、銘柄選びにプライドを持つ為にも、
資金は分散するべき!!
資金を銘柄で分散しないのだから、
要はいつ買うかで分散します。
自分でルールを決めて、分散しましょう。
まとめ買いはNGです。
資金を分散しようとすれば自動的に、
時間分散になります。
時間分散により、それぞれの行き過ぎ相場に対応できます。
短期では、安すぎたり、高すぎたりするのですが、
それを長期でみると大きな話ではないのです。
そのそれぞれの場面でうまく立ち回りをするために、
時間分散をします。
結果論として、時間分散したことにより、
短期でしか勝負しなかった時よりも勝率が上がります。
銘柄選びだけで勝負できるので、
銘柄選びの精度を上げることができ、
その結果、勝率が上がるのです。