京都フィナンシャルグループ(5844) +3763円
若いから失敗したらダメな話④
また小さい単位の不動産を初期に扱っているのにも理由があります。
目先の欲求を重要視して、大きな物件を、普通の価格で、ぎりぎりまで融資を引いて買うという方法も存在します。
ですが、私は70年間を楽しく生きることを目標にしているので、やりません。
何億の資産を持ってるとか、家賃年収が数千万円とか、そういう見栄の為ならアリなんでしょうけど、一発アウトのやり方なので、やりません。
父親がバブル崩壊に巻き込まれたおかげで、不動産が投資商品になったらどうなるかを知っています。
融資がでるからと買った物件は、融資が出ない状況になった時、次の買い手がいなくなります。
現金が必要だから、売りたいのに、売れない。
売りたいのに売れない不動産を抱えながら、借金の返済が、その人を襲うでしょう。
不動産を手放したいのに、売れないから現金が手に入らない、現金がないから、返済ができない。
なぜ、借金をしたのだろうか、なぜ、買ったのだろうかと後悔し続けるしか、ありません。
それでも、返済の催促は続きます。
自殺者がでるほど、悲惨です。
だから、私は単位を小さくします。
現金で売れるからです。
5億の大きな不動産一つだと、20%分の現金(1億円)が必要になったとしても、5億円を売らないといけません。
売れない時に、身動きがとれませんし、どうしても必要な現金だった場合、値切ってきた人に安くで売ることになるでしょう。
買いたい人が金融機関の融資が出ないせいで買えないのであれば、現金買いで5億円を出すような人を見つけるしかなくて、売れない可能性もあります。
売れなければ、さらに悲惨です。
私の場合、20ある不動産(1000万円が20)のうち10が処分されれば良いみたいな手を打てます。
20を一斉に売りにかけて、理想の値段で売れた順に10を処分すれば1億円が作れます。
値切られたものは、売らなくて良いのです。
金融機関から、5億円1物件1発で引く運営方法だと、身動きがとれないし、金融機関の奴隷になります。
他に自分で大きな現金を用意できる力がないと、選択肢がないんですよね。
その点、私のやり方の場合、手間もかかるし、金融機関からも評価されないし、融資がそもそも全然でないのですが、コツコツ積み上がっていくし、打てる手が多数あります。
手札を減らして勝負する人のことを馬鹿というのだと、私は思っています。
37歳と若いので、一発アウトのやり方はしませんよ。
他人に人生を左右されるようなバカな運営はしませんよ。
コツコツ積み上げてこその力だと思っていますよ。
って感じで、向日市を集めるという楽しい遊びを継続しています。