京都フィナンシャルグループ(5844) +2万0180円
二度と解体はやらない⑦
ということで、解体をやった結果、出るわ出るわ。
「面倒くせー」の一言です。
いつものリノベーションは、工事期間中にご近所さんに「人の出入り」「音」「ほこり」で迷惑をかけることはあっても、もともと建っていた家の中をさわるだけなので、ご近所さんにとって「変化」がありません。
建っている建物が、そのまま建っているので、リノベーションさえ終わってしまえば、何も起こりません。
それに対して、解体は「あったもの」が「なくなる」ので、「変化」を起こしてしまいます。
やっぱ「変化」があると、色々起こりますよね。
建てた業者は潰れていることの方が多いので、当時を知る人はいません。
なので、「あけてびっくり玉手箱」となってしまいがちで、事前に予測するのは難しいと感じました。
今まで通り、ボロ戸建はリノベーションで再生、草むらはアスファルト舗装して再生と、解体が発生しない方法で処理します。
「二度と解体はやらない」です。
残りの人生で「解体」をすることがあるとすれば、火災が起こってしまったり、地震が起こってしまったりした時に建物を壊さないといけないような状態になった時で、望んで解体をするなんてことはないと思います。
状況によって「解体」の方がいいんだろうけど、もう「やらない」と意思決定するほど、人生の時間を奪われた感覚になる「解体」についてでした。