京都フィナンシャルグループ(5844) +8800円
二度と解体はやらない②
1、隣の家の壁がおかしい
隣の家の壁と解体した建物の壁は、手のひらが入らないくらいの隙間しかなく、どうやって家を建てたんだ?って謎でした。
購入時には、壁面を先に仕上げて、基礎の上に起こして建てたんだろうという判断をしていたのですが、違いました。
通常の建物と同じように建てたのです。
壁面には手のひらが入るか、入らないかの隙間しかない中で外壁にはサイディングを貼ったようで、隣の人から話を聞くと、サイディングの下は防水シートなしで、いきなりグラスウールという断熱材。
そして、サイディングを貼る時に手が入らないものだから、適当に貼って仕上げてあるので留め具の数も少なく、まったくない場所もちらほら、水切りもありません。
そんなバカな手抜き建築を、私は他に聞いたことがありません。
何が起こっていたかというと、グラスウールには雨のたびにサイディングの隙間から雨水が染み込みカビだらけ、1階には壁面からの浸水で水たまりができていました(浸水跡が確認できた)。
基礎に直接木材がのっかっているのですが、そこが水たまりの中なのですから、カビどころか、シロアリ、腐食も合わせて、建物がいつか崩れ落ちることが確定しています。
解体後は、雨が直接壁面に当たるので、心配されていたのですが、すぐにでもまともな工事業者に頼むようにアドバイスしました。
あの状況からやってくれる建設業者があればいいんですが、相当リスクがあるヤバイ物件なので、断られる可能性がかなり高いです。
建物の傾きや、崩れ落ちた時に、私の解体のせいにされそうで、いやですね。
解体してなかろうが、解体してようが、壁の手抜き工事のせいなんだから、ちゃんとした方がよいですし、私が解体したおかげで壁面を触れるようになったんだから、感謝してほしいくらいです。