【記録】2025年3月13日:+3万4300円

京都フィナンシャルグループ(5844) +3万4300円

京都フィナンシャルグループを株式取引する話②

1、利益相反関係について

利益相反関係とは、片方が得をしたら、片方が損をする関係のことです。

たとえば、

不動産を買う時に相場より高く買ったら、相手は得をして、私は損をします。

不動産を売る時に相場より高く売ったら、私は得をして、相手が損をします。

利益相反関係とは、そういうものなんですよね。

で、

今回の京都フィナンシャルグループ(5844)の株を買うという部分を見ると、株を持っていることで京都フィナンシャルグループ(5844)は、私に配当をくれます。

利益相反関係で考えると、配当が「銀行の損失」「私の利益」になり、京都フィナンシャルグループ(5844)が損をして、私が得をします。

ところが、

配当を受け取って得をする側でありながら、その反対側で私は京都銀行に利息を支払う立場にもあります。

私が京都銀行から融資を受けているので、利息を支払っていますし、私が支払った利息が「銀行の利益」「私の損失」となります。

京都銀行から融資を受けるだけなら、利息で損をする。

京都フィナンシャルグループ(5844)の株を買えば、配当で得をする。

私が株式投資をするときは、この利益相反関係のどちら側にも立つように意識しています。

私が融資だけを受けていれば、支払い利息が「銀行の利益」「私の損失」となってしまって、私は「消費者」になってしまいますが、京都銀行の株主になることで「利益相反関係の反対側」に立ち「受益者」になることもできるのです。

ものすごく乱暴に言えば、私が支払った利息を、京都銀行の利益に計上してから、私に配当等で戻してもらえるということです。

私が支払った利息で京都銀行の利益が増えれば、株価が上がる。

私が支払った利息で京都銀行の利益が増えれば、配当が増える。

どうせ、私は借入を続けるし、利息を支払い続けるので、株価が上がる・配当が多くなるといった効果があった方が、自分の利益になってくれる支払い方法なんですよね。

ただの理想論ですが、別の業種に株式投資するよりも利益相反関係がわかりやすいので、私は銀行株に投資して、自分が得をするようにも仕向けています。

京都銀行から借入をした今であれば、シンプルに京都フィナンシャルグループを株式取引することで、利益相反関係のどちら側にも立つということができると考えましたので、銘柄を変更しました。

京都中央信用金庫だけから借入している時は、京都中央信用金庫は上場しておらず、株式取引ができませんでしたので、直接反対側の立場に立つのが難しかったです。

そうなると、銀行株ならどれでも良いのでメガバンクから選んで、三井住友フィナンシャルG(8316)を取引したんですよね。

今回、三井住友フィナンシャルG(8316)から、京都フィナンシャルグループ(5844)へ変更したのは、京都銀行から融資を受けることができたからです。

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