京都フィナンシャルグループ(5844) +1万9060円
金融機関との関係を考える話①
これまでの私の考えは、共栄でした。
私がお金を稼げるので、お金を借りて事業をして、向日市を発展させる。
京都中央信用金庫は、余っているお金を貸し出しして、利息をもらう。
小さい会社の頃から付き合いのある私が大きくなり、貸出額も大きくなれば、京都中央信用金庫も潤うと考えていたんですよね。
そういうお互いがwin-winでいられるような関係性を考えてお付き合いしていました。
ですが、どうにも違和感があって、ずっと疑問でした。
そこで、考え方を変えて物事を見てみると、私が向日市を発展させることこそ大多数を幸せにする方法であり、私が向日市に永続的に関与していくことが重要だと思い直しました。
すると、金融機関を一つだけにして付き合いを展開している今が、おかしいと気がつきました。
京都中央信用金庫だけを潤すことに意味がないと気がつき、一つの金融機関には依存せずに、どんどん事業を仕掛けられるところと付き合っていくことが必要と思いなおしたのです。
つまり、複数の金融機関とお付き合いして、一番借りやすいところで借り、一つに依存しない体制をつくるということです。
世の中に価値を提供する人であり続ける為に、武器である現金を調達する武器屋(金融機関)は複数あってしかるべきです。