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競走馬事業で勝つための手法を決めた話⑦
1、所得税・住民税・社会保険料で無駄がない
という一口馬主のメリット部分ですが、本物の馬主になる条件を見れば、よくわかります。
本物の馬主になる条件1、個人の給料(社長の役員報酬)
本当の馬主資格を手に入れようと思うと、地方競馬で自分の給料(役員報酬)を年間600万円、中央競馬だと自分の給料(役員報酬)年間1700万円以上にしないといけないというやばさです。
途中で、馬を投げ出したりしないように、資産条件・収入条件が設定されています。
金持ち以外やれないという理由の一個ですよね。
何がやばいって、そんなことしたら社会保険料・住民税・所得税がめっちゃ上がってしまうんですよね。
給料として自分に払うより、会社に利益をたくさん残して融資を大きく受けたいから、現在、私は会社から54万円しかもらっていないのです。
結果的に社会保険料・住民税・所得税がお得になっています。
ですが、馬主になる為には、地方競馬で600万円、中央競馬で1700万円まで自分の給料(役員報酬)を上げないといけません。
自分の給料を上げると、下記のような変化をします。
<< 地方競馬 >>
【役員報酬】54万円→600万円
【所得税】0→18万円
【住民税】0→31万円
【社保】20万円→170万円
<< 中央競馬 >>
【役員報酬】54万円→1700万円
【所得税】0→275万円
【住民税】0→130万円
【社保】20万円→316万円
54万円の給料だろうが、600万円の給料だろうが、1700万円の給料だろうが、自分の会社と自分の間でお金が動くだけなので、儲かってもいないし、損をしてもいません。
ですが、移すたびに発生する社会保険料・所得税・住民税は違いますし、会社を赤字にしてまで自分に給料を出すのは意味不明です。
自分の給料を上げたら、社会保険料・所得税・住民税で、地方競馬でも200万円以上が毎年失われるし、中央競馬であれば700万円以上が毎年失われるようになります。
70年生きるとしたら地方競馬で1億4000万円の損失、中央競馬であれば4億9000万円の損失です。
こんなに損をしてまで信用力を上げて、本物の馬主になりたいなんて思いません。
ただでさえ大赤字になるであろう馬主で、さらなる損失を自分から作り出すのは違いますよね。
一口馬主なら、今のままのお得な給料(役員報酬)でOKなので、無駄がありません。