京都フィナンシャルグループ(5844) +1万5172円
競走馬事業で勝つための手法を決めた話⑤
約4%で、1度も勝たず全馬引退。
約96%で、1勝馬と出会う。
約23%で、2勝することなく全馬引退。
約77%で、2勝馬と出会う。
約63%で、3勝することなく全馬引退。
約37%で、3勝馬と出会う。
確率の計算を使うことで現実を見てきました。
馬主は全員赤字になるもので、「とんでもない強運の持ち主だけが黒字になるのだ」という認識で間違っていないと思います。
自分の資産全てを使って、8頭も買っても、このザマです。
一発大当たり系のビジネスですから、仕方ないといえば、仕方ない。
じゃあ、一発大当たり系のビジネスで、その中で、勝つにはどうしたらいいか。
色々、考えました。
これだけの人間が挑戦して走る馬の見極めができないのだから、自分の相馬眼が人より優れていくのは難しいと判断しましたし、運よく勝つのも再現性が低く、苦手です。
そこで、ビジネスの絶対法則を使うことにしました。
小さく産んで、大きく育てること。
小さく始めていくことで、継続的に修正を重ねられるし、シミュレーションができるようになるし、自分も成長できるのです。
私が、不動産再生事業だろうと、ホテル業だろうと、株式投資だろうと、他に失敗した色々な事業だろうと、人生が狂わずに順調に進んでいるのは、間違いなく小さく産んで、大きく育てているからです。