京都フィナンシャルグループ(5844) +4289円
競走馬事業で勝つための手法を決めた話10
4、小さく始めて、追い上げつつ、何度も試せる
最後の4つ目は、戦略の根幹をなすメリットです。
強い馬を引ける確率がものすごい低いということは、確率計算を考えればわかります。
だから、いきなり大きな規模感で始めて勝てる未来が見えませんので、私は一口馬主を選びました。
小さく産んで、大きく育てるというビジネスの法則を使うためです。
一口馬主なら、1000万円の馬を1口で買って、現役4年間の維持費を考えると、2万円(馬代)+5万7600円(維持費)。
本物の馬主でスタートすると、例えば1000万円の馬を買って、現役4年間の維持費を考えると、1000万円(馬代)+2880万円(維持費)。
最初のスタートが、7万7600円か、3880万円か、と大きく違います。
何度も試すなら、間違いなく小さい金額がよいです。
一口馬主なら、小さく始めることが可能で、何度もチャレンジできますから、強い馬に当たる確率が低かろうと引けるまで引くことができます。
いきなり、1000万円の馬を買って、1000万円(馬代)+2880万円(維持費)がかかるより、何度も試す方が成功確率が高いです。
低い確率でも、何度もトライすると、確率が上がることが計算で導き出されますから、何度もトライできるかどうかが重要で、その為には馬が安い必要があったし、一口馬主制度でないとダメでした。