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ロバと老夫婦の話②
ロバと老夫婦の話は、以下の４つのシチュエーションと言われた言葉により、構成されています。
ロバを連れながら歩く老夫婦がいました。こう言われました。
「ロバがいるのに乗らないのか？」と。老夫がロバに乗って、老婆が歩いていると、こう言われました。
「威張った老夫だ」と。老婆がロバに乗って、老夫が歩いていると、こう言われました。
「あの老夫は老婆に頭が上がらないんだ」と。最後に老夫婦が揃ってロバに乗っていると、こう言われました。
「二人も乗って、ロバがかわいそうだ」。
いかがでしょう？
馬鹿らしいですが「感想を持つことができる」すべての人間の頭の中で起こっていて、それは仕方ないと思います。
ですが、「感想」を口にだす人もいます。
口に出された「感想」に対して、また「感想」が生まれてくるので、そこら中で「感想」が「感想」と衝突しています。
馬鹿げていて、人間らしくて、面白いですよね。
観察するくらいが、ちょうど良いです。