【記録】2024年2月13日:+2万8680円

丸紅 +0円
三井住友FG +2万8680円

収益を減らしてでも、安全度を高めた理由

3、「信用取引」が多いと感じる

「欲望」が高まって、本当の暴落を知らない「無能な投資家」が一番利用するであろう取引が「信用取引」です。

雑にリスクを取って成功してしまった、失敗したことがないから恐れを知らない「無能な投資家」は、「これくらい気をつけておけば、負けないなぁ」を「意識」して、最初は「現物取引」という自分のお金の範囲内で「株式投資」をやっています。

ですが、「もっと増やしたい」「もっと勝ちたい」という気持ちが強くなると、「信用取引」へと手をだすようになります。

雑にリスクを取って成功してしまった、失敗したことがないから恐れを知らない「無能な投資家」は、「これくらい気をつけておけば、負けないなぁ」を「意識」したまま、「信用取引」で「これくらい気をつけておけば、負けないなぁ」のライン限界までポジションを取ります。

で、ここからが重要なのですが、今まで一度も失敗しなかった「これくらい気をつけておけば、負けないなぁ」のラインを下回る時は必ず来ます。

「きっかけ」があるからかもしれませんし、「誰か」の売り仕掛けかもしれませんし、「たまたま」売りが連続するだけかもしれませんが、過去を見る限り「根拠のない値幅の下げ」はきていますので、理由なく下がりすぎることは、よくあります。

そして「下げ」を見た人間は「人間の逃走本能」が引き起こす「暴落」へとつながっていき、なんとしても「逃げたい」という強い感情が「パニック的な売り」を呼び、「現実的な値段より安い値段で売る」という間違いを犯します。

「現物取引」で「限界」まで「株式投資」しても、自分のお金以上に損を出すことはできませんが、「信用取引」は、自分の持っている資金以上に、「株式投資」ができる方法ですから、その「限界」までポジションをとった「無能な投資家」は自分のお金以上に損を出すことができてしまうのです。

「信用取引」というものには「追証」と「強制決済」という仕組みがあるので、投資している株が損を出した場合に「信用取引」の「ルール」どおりに「売りたくない値段で勝手に売られる」という現実があります。

すると「あり得ない値段」で「取引」が成立するので、その値段を元に「追証」「強制決済」がなされ、さらに「あり得ない値段」へと下落するという負のスパイラルが起きます。

「信用取引」の人間の、売りたくないのに、勝手に売って処分される「強制ロスカット」を巻きこんで、株価は「フラッシュクラッシュ」するのです。

タイトルとURLをコピーしました