丸紅 +0円
三井物産 +0円
三井住友FG +1万5556円
2023年、行動を振り返る(5)
4、ノンバンク借入を消す
コロナショックがホテル業を襲った2020年〜、私は、万が一を考えて、融資に奔走していました。
なにせ、コロナショックの影響は甚大で、私が業務委託契約を結んでいたパートナー企業が潰れかねないくらいのダメージを負ったからです。
私は、プロ野球選手のような契約であり、結果を残せなくても年俸はもらえる契約でしたので、ノーダメージだったのですが、あくまで契約上の話です。
未払い問題へと発展すれば、パートナー企業から私への支払いが行われず、私がお金をもらっていないので、私も従業員の子達へ支払いができないという最悪なパターンも想定しました。
なので、
融資を受けて手元資金を厚くしておくことを選択しておき、パートナー企業からお金をもらえなくても、私は従業員の子達に給料を支払えるようにと考えて動いたんですよね。
そして、国の後押しもあり、ゼロゼロ融資と言われるような、有利な融資を受けることができ、福岡信用金庫から2000万円、日本政策金融公庫から500万円を手に入れることができました。
さらにここから、私は不動産を担保に、無理やり600万円を借りることにしましたが、それがMRF(ノンバンク)600万円の融資です。
金利は高いですが、資金を厚くする為に、また、全体で見た時に融資を活かせるように、追加で無理やり借入を行いました。
そして、役目を果たしてくれたMRFの融資は、新しい融資を借りようとした時に、他の金融機関が嫌がる「ノンバンク」でしたので、600万円の返済をすべて済まして、人質にしていた物件を返してもらいました。
それが、根抵当権の解除です。
MRFの融資がなくなり、ノンバンク借入がなくなり、600万円の融資枠が空き、月6万円の返済がなくなり、私の会社はお金を借りるのに都合のよい状態へと近づきました。
ちなみに、
ノンバンクの借入が残っていると「もうノンバンクでしか借りることができない会社」という判断になるそうで、借りた時の悪い状況から抜け出していたとしても、時間が経って良くなっていたとしても「ノンバンク借入がある=健全な会社ではない」ということらしいです。
たとえ会社の状況が良くなっていたとしても、ノンバンクの借入が残っていたらダメということですから、融資を受けたい人はノンバンク借入は使わないか、使っていたらすぐに返済してしまわないとダメですよね。
私は2月6日で全額返済して根抵当権の抹消手続きも済ませ、全部消してあるので、問題ない会社にしました。
これからの教訓としては、本当にお金に困ってもノンバンクに手を出すと、それ以降が厳しいんだなぁーということです。
多少無茶でも貸してくれるという、ノンバンクの融資スタンスが好きなんですけどねー。笑