株式投資はお金貯まってからやろうは、馬鹿野郎!?
株式投資を始めるタイミング
よく聞かれる質問です。
というのも、周りが儲かってる話を聞いたりして興味を持つことが多く、
始める人が多い時ほど、自分も興味をもつことが多いので、
だいたい日経平均株価が上がっていて今はじめても遅いのでは?
なんて思いながらきいてきます。
私がおススメしている定額積立投資のはじめ時は、
「今、この瞬間」 です。
大丈夫!!
今、もしすでに未来から見て高い値段だったとしたら、
少ししか買えませんから、
未来で安くなったときにたくさん買うことができるので、
問題ありません。
でも、今がもし未来からみて安値だったとしたら、
今買ったものはすべて利益に繋がります。
遅くなればなるだけ、チャンスを逃してしまいます。
下がっても大丈夫な投資だからこそ、
まずはやってみるって姿勢が大切です。
お金が貯まってから株式投資を始めてはいけない
毎月5万円ずつ貯めて、ようやく100万円貯まったあなた。
20か月頑張ってようやくこのお金があります。
本当に冷静な判断で一つの銘柄に投資をできますか?
無くしたくないって気持ちが強くなりませんか?
そして、この100万円は当然に一気に何かを買ってしまってはいけません。
その取得単価の影響が大きくなりすぎるからです。
貯めてから投資をしても特にいいことはありません。
毎月5万ずつ何かの銘柄を買ってるのと変わりありません。
死ぬまで貯金するのであれば違いますが、
結局株式市場で勝負するタイミングが来るのであれば、
時間を分散して、心理的負担を減らすべきです。
ハラハラしたり、落ち込んだり、興奮したりする為に、株式投資をするわけではなく、
将来の自分の為に適切に資産を管理すること、
そして、その管理している間、世の中に価値を提供できる会社の役に立つ投資を行うこと、
意味のある投資にしてもらいたいですね。
労働収入-支出=貯金では、悲惨な現実がまっています
そもそも、投資をすることはいいことなんですが、
逆に投資しないと大変なことになりますってことを分かってない人が多い。
家計が破たんするときってどんな時だと思いますか?
単純に 労働収入-支出=赤字 です。
すごいシンプルですよね。
そして、支出は減らすことに限界があります。
だから、破たんするんです。
労働収入-支出=貯金の人は、自分がうまくいってる錯覚に陥りやすい。
でも、ちゃんとみると労働収入-支出=赤字になったとき、
労働収入+貯金とり崩し-支出=なんとかなる を繰り返したら、
結局破たんします。
それに、労働収入-支出=貯金の人も含めてほとんどの人が、
労働収入が入らないことを想定しなさすぎです。
いつ、病気するかも考えてないし、いつ会社がおかしくなるとかも考えていないし、
今の収入が保てないかもってことも考えていないし、投資は怖いより怖いことが見えていない。
どちらにせよ 労働収入-支出=あなたの生活 なら、もう危ないんです。
でも、リスクの少ない若いうちに労働収入-投資-支出=貯金 にして、きちっと投資にまわせていれば、
労働収入+投資-支出-投資=貯金 になり、
投資のリターンが労働収入への依存度を下げてくれます。
私は、22歳から資産0円の時から株式投資をはじめて、
27歳と3カ月現在、19427400円分の株と、300万円分の土地(毎月2万2千円入ってくる貸駐車場)と、
現金で400万円ほど持っています。
株は配当の無い株なので、貸株で年利1%ですから年間20万円ほど入ってきますし、
土地は年間25万円ほどの収益をくれます。
それだけだと、少なく聞こえますが、
2014年には一度株がすごく上がって、一億近い資産になりました。
その時売っていれば、税金を引かれても6000~7000万円ほど所有することになっていました。
その可能性がただの貯金にはないですよね?
結局そういうことなんです。
その時売らなかったのは今思うと失敗でしたが、
あくまで10年単位の投資計画なので、
積立投資やってるとこんなこともあるんだと知っておいてほしいので、
お伝えいたしました。