ウォーレンバフェットという投資家
ウォーレンバフェット
ウォーレン・エドワード・バフェット(英語:Warren Edward Buffett, 1930年8月30日 – )は、
世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、
同社の会長兼CEOを務める。
バリュー投資家として知られるバフェットは長期間に渡って高い運用成績を残している。
「オマハの賢人」(Oracle of Omaha) とも呼ばれ、
彼とのお食事会の権利ががオークションに出されると、
2億円以上のお金で参加する人がいるほどバフェットは影響力のある人物。
バフェット銘柄と呼ばれる銘柄があったり、世界中が彼の投資に注目している。
ウォーレンバフェットの投資法 バリュー投資
“1ドルのものを40セントで買う哲学を学んだ”
ウォーレンバフェットの名言としても知られるこの言葉は、
リアルな表現で大好きです。
つまり、株で儲けるには、
安い時に買って、高い時に売る。
それだけだということです。
相場が下落して株を持っていることに恐怖し、
みんながパニックになって売るときに買う。
みんなが買って株なんて見向きもしなかった老人や
主婦や靴磨きの少年が株を買い始めたら売る。
そういう投資で彼は資産を大きくしてきました。
“1ドルのものを40セントで買う哲学を学んだ”
バフェットが取り組んでいるバリュー投資は、
まさしくこういうことです。
市場が何かの理由で、その株の価値を小さく評価した時に、
本来の価値より安いのであれば投資するって方法です。
ウォーレンバフェットの投資法 長期投資
資本は分散せずに集中させて、
自分が価値を感じる間は、
買い続けます。
そして、先ほどのバリュー投資の話でもありましたが、
あくまで、”1ドルのものを40セントで買う”ことが大切ですから、
割高になった時点で利益確定をしていきます。
みんなが買って株なんて見向きもしなかった老人や
主婦や靴磨きの少年が株を買い始めたら売る。
売るという行為は、株という資産から、
キャッシュ・現金にポジションを変えることになります。
相場が下落して株を持っていることに恐怖し、
みんながパニックになって売るときに買う。
キャッシュにしたポジションはこういう時に、
安く大量に買うことができる為、
資産を大きくすることができます。
そして、株式市場の大きな波は、
短期ではこない為、長期で保有することになります。
そして、長期保有に耐えうる銘柄を選ぶといういう能力が必要です。
ウォーレンバフェットの投資法 銘柄選び
バリュー投資の肝になる銘柄選びについてです。
バフェットが優れた投資家と認められている一つの要素であり、
株式投資を構成する重要な要素の一つである銘柄選び。
未来が見えていたのではないか?というほど、正確でおどろきます。
バリュー投資で考えたいことの一つに、
一旦パニック売りが起こったとすると、
市場が一気に冷え込み様子が変わるまで時間がかかることが多い。
その間当然キャピタルゲインである値上がり益を狙うのは難しいこと、
市場が冷え込んだ時に会社が傾くような株でないこと、
インカムゲインがしっかりあることが求められます。
ITバブルで相場が盛り上がってる時でも、
バフェットは自分が理解できない銘柄には投資しないとはっきり宣言し、
それ以外で結果を残しているのだから、
わからない事業をやっている株は買わないということもルールの一つだろう。
結局、市場が冷え込んだ時期に仕込みをするわけなので、
長期でポジションを固定してしまっても怖くない銘柄
参入障壁があり、すぐに価値がなくなってしまわない銘柄で、
配当があること、また成長する可能性もあること
それらをもとに、
コカコーラ、アメリカンエクスプレス、P&Gなどなど、
数々の成功をおさめたバフェットという投資家。
こうやってまとめてみると、
難しい理論なんか使ってない。
ジタバタしてもいない。
悪いことをしてるわけでもない。
シンプル イズ ベスト
1、安い時に買って、高い時に売る
2、自分が信じた銘柄に投資する
なぜなら、相場は上がったり下がったりを繰り返すから。
なぜなら、長期で投資できるはずの銘柄を選んだから。
それを繰り返すことのできるバフェットは、やはりスゴイと思う。
ボーリングですべてストライクだったら、300というスコアになる。
だけど、ボーリングで生活しているはずのプロボーラーですら出すのは難しい。
シンプルに同じフォームで同じことをするだけなのですが、
プロですら難しい。
ゴルフでも同じことが言えますよね。
バフェットは同じフォームで同じことを繰り返しおこなうことができる、
投資のプロです。それはその他大勢が真似できないことではないでしょうか。
バフェットは何か考えごとや相談ごとがあるとき、
鏡の前に立ちます。
そして、鏡にうつった自分に向かい尋ねます。
ウォーレン・エドワード・バフェットなら、どうする?