リスクについて考える投資全般の話
リスク
危 と書かれた車が道を走ってると、私は笑ってしまいます。
でも、最初に取り決めをした人は社会の仕組みがわかっているなぁと思ったものです。
リスク は 危 と イコール ではありません。
危ないこともあるし、魅力なこともあるという変動幅のことをいいます。
-1か+1かだけの商品なら、損をしても-1ですが、得をするときも+1でしかありません。
それとは別に-10か+10かの商品なら、損をすると-10ですが、得をすると+10です。
リスクが高いとは、この変動幅を言います。
下手な人間がリスクの高い商品に手を出すと、
大きく損をするので、世間的には怖いや危ないイメージがありますが、
その陰で何億と儲けを出している人がいるのも事実です。
リスクに対する考え方は、怖いから慎重にではなく、
大きく変動するのが当たり前だから、
どんなことが起こっても、どっちにも対応できる調整力を持って投資をする。
そういう心構えが大切です。
リスクと投資対象の話
ざっくりいうと、債券投資、株式投資、不動産投資、と言った投資先がメジャーですよね。
そこで、元本がいくら必要とか、リターンをいくらほしいとか、損をできるだけしたくないとか、
投資戦略によって、投資先を決定することが必要です。
だれかにとって、一番良いと思われる投資は、誰かにとって的外れな投資であったりします。
例えば、
定期預金 = 1%
国債 = 3%
社債 = 8%
これらを考えてリスクを取りに行く時に、
安全性を高めて、リターンも最大化させるなら、
私だったら国債にします。
社債は、最悪一旦つぶした後、
100%減資で、同じ名前の違う会社として再生させる方法があるので、
債権者や株主が損をするだけで済む、リセットボタンと同じような機能があるからです。
社会的に影響が大きいから潰さないだろう企業は確かにありますが、
潰し方を工夫すれば潰せます。
綺麗な状態で再出発すればいいだけなので、
社債は正直、ハイリスクです。
国債と、定期預金は、安全度は同じだと考えています。
どちらも国が最終ラインを守っているので、
国ベースでおかしな状態に陥らないとダメになりません。
そうなった時は、お金の心配より自分の心配しないといけない状態ですから、
そうなった場合仕方ないって考えます。
そうするとリスクがあるのに、リターンが小さい定期預金が一番無い選択肢です。
そして、リスクを回避しようと思ってるなら、社債はNGなので、
結果的に国債となります。
もちろん、私が債権を買うならってことです。
債権とは私の中ではそもそも選ばない選択肢です。
なぜなら、キャピタルゲインがほぼ期待できないからです。
そもそも、投資ですから他人に結果をゆだねることになります。
自分のコントロール下に無いものはすべて最悪のリスクを持っていると考えていますので、
振れ幅は、預けた資産が0円になること、価値が消滅することです。
それに対して、得られるリターンが年に10%未満なんてものは最悪です。
だから100倍を超える結果を手に入れられる市場で勝負します。
だからこそ、株式投資です。
債権への投資は、私にとってハイリスク、ローリターンなのです。
そして、株式投資は、ハイリスク・ハイリターンなのです。
生きることすべてがリスク
リスクは変動幅のことですから、
正直、生きているだけでリスクだらけです。
車に乗っていて事故を起こしてしまうかもしれません。
病気になり働けなくなるかもしれません。
務めている会社が倒産してしまうかもしれません。
かもしれない運転と教習所で習いましたが、
それは交通事故を起こさない為の考え方として正しいと思います。
そして、それは交通事故に限らず、かもしれない人生で過ごすことが、
一番大切だと思っています。
かもしれない人生で、常にさまざまなリスクに保険をかけていれば、
最悪のケースを緩和し、最高のケースを取りにいけるのです。
自動車事故には、自動車保険を。
病気や怪我、死には、健康保険、死亡保険を。
倒産、失業のリスクには、雇用保険への加入や、副業を持つなど。
大きな変動を事故とするなら、事故に合わないことは、不可能です。
だからこそ、かもしれない人生で生きていきたい。
その為に、私は明日死んでもいいように、楽しみながら100歳まで充実する人生プランを、
作って実践しているのです。
明日死ぬかもしれませんから、今だけ我慢することはしません。
今を精一杯楽しむことができるのに、それが未来に繋がっていくって方法を作ります。
私には考える為の頭がある。
両親のおかげで選択肢も多い。
環境がよかったので、自分の生き方ができる。
パートナーや周りに恵まれたので、自分の力以上の力がだせる。
リスクなんてコントロールしてしまえ。
だからリターンを最大化できる。
そんな楽しい人生を今も昔も歩んでいます。
リスクをコントロールする投資論
で、結局私が行きついた方法論が、
株式投資と不動産投資の組み合わせです。
株式投資は、失う時ははっきりと失うが、0になるだけなので、再出発しやすい。
再出発すれば、当たる時は大きいし、短期間でも化ける。
不動産投資は、初期に大きなお金が必要。良い物件ほど値段が高く、初期投資が大変。
リターンが地味で、年数がかかる。
これらの長所と短所を考えると、無借金で不動産投資をすることが一番いいです。
そして、その為のお金をつくるのに、株式投資を積立で行うことがいいです。
条件があります。
毎月決まった金額の収入が確保できていること、
株に積み立てられている資金を生活に必要としないこと。
この条件がそろった段階で、すでに軌道に乗っていると思っています。
あとは、結果を出す為の銘柄選びだけです。