京都フィナンシャルグループ(5844) +6560円
競走馬事業で勝つための手法を決めた話④
次は、3勝する馬についてです。
ようやく黒字が見えてくるラインですが、現実は厳しいです。
自分の購入した馬が3回勝つ確率が5.6%で、逆に1−0.056=0.944が3勝できない確率となります。
自分が買った馬の94.4%が「3勝できない」とわかります。
3勝する馬に自分は「出会えない」と考えてちょうどいいくらいの数字ですね。
スーパーホースどころか、勝ったり、負けたりを繰り返しながら、応援できるような馬に出会うことなく、たくさんの負けるレースばかり見せられるのが、馬主というわけです。
好きじゃないとできないのも、納得。
勝てないと続けられないと言われる世界なのも、納得。
毎年、1頭の馬を買う
試行回数は、8回
ということを条件に考えてみると、
私が買った馬が8頭とも3勝できずに引退するパターンは、94.4%を8回掛け算したら出せます。
結果は0.630631928となり、8頭とも3勝してくれない可能性が63%とわかります
逆に、
3回勝つ馬が少なくとも1頭いる確率は、1ー0.630631928で、0.36936807243207になります。
まとめると、
約63%で3勝することなく、全馬引退。
約37%で3勝馬と、出会う。
8頭も買っても、3勝以上の馬に出会えるのは当たり前じゃない。
本当に厳しい。