選択する不自由
久しぶりのブログ更新。
ブログがモチベーションを管理していたあのころと違い、今は自分の無力を人のせいにしてしまうマイナスな時期。
そこまでわかっていて、何もできないのは今のままが心地よいから。
社会的地位があって、誰も文句を言わない。
要は、嫌なことがないのです。
仕事も手を抜いているので楽だし、それでも並の評価をもらえる。
仕事もバカらしくて、何か違う。
特に違和感の正体をわかっているので、腐りたくなる。
月に30万円以上自力で稼げるのに同じ額をサラリーマンでもらってしまっていることへの不満。
独立欲にとらわれているのに一歩進めないクソみたいな自分。
言い訳ならたくさん用意できるが、たった一歩踏み出す勇気だけがない。
その他大勢の一人になりたくないのに、それが心地よい矛盾。
特に最近刺激を受けた出来事があった。
ソーシャルネットワークだ。
映画です。
映画って見る前と見たあとで、世界が違う。
それはもうあまりにも違う。
影響を受けやすい体質ではあるけど、少なからず人間なら感覚があるはず。
ソーシャルネットワークには刺激を受けた。
お金じゃないんですよね。
俺はお金しか見えないけど、お金じゃないんです。
クールかクールじゃないか。
そこが一番惹かれました。
自分は金しか見えてないから。
クールなんですよ。
世の中に価値を提供することはクールなんですよ。
このクールって感覚が自分には欠落していて、それだってわかったらチャレンジしたくなった。
日本人の中でも生真面目な自分は、自分で決めたレールを進んでいく。
スモールステップが、ジャイアントストライドになるのはわかってるから。
でも、戸惑うぐらいの環境の変化や、自己成長ってそこにはないんです。
だからこそ、クールなことをやりたくなった。
世界はチャレンジを待っているし、何より自分がチャレンジを待ち望んでいる。
クールって感覚で仕事をしたい。
そんな影響を受けてしまった。
じゃあ、今の会社は?
仕事は?
上司は?
クールなのか?
違うなぁーと。
27歳までやりきれるか?
やりきるのが正しい?
コツコツなジャパンドリーム。
クールなアメリカンドリーム。
こんなところでもハーフってやっぱいいなと思う。
日本とアメリカのハーフ。
そんな理想像が見えた。
ただそこに至るまでの今の不自由さは半端じゃない。
27歳までコツコツの途中。
歯がゆい。
選択する不自由。
それを感じずにはいられない。
機会損失。
そんな言葉が頭を巡る。
その気持ちを右手の拳におさめ、左の拳で現実にジャブを打つ。
ためてためて、クールな右ストレートを世の中に打つ。
豪快な音をたてて現実が崩れ去る。
そこにはまた違う世界が、必ずある。
そのスポットライトの当たった自分はきっとクールですげー奴なんだと素直に思う。
なぁ、今、右の拳に溜め込むのは正解だよな?
そっからだよな。
面白くなくて間違いが最悪だ。
面白くて間違いも嫌だ。
面白くなくても正解がいい。
面白くて正解が最高にいい。
そんなことってあるのかな?
とても自信をもてないから、不自由さや不満は右拳の中へ。
左のジャブは現実への威嚇と自分への戒め。
必ず右ストレートを振り抜けるように。