2011/08/13 00:08

選択する不自由

久しぶりのブログ更新。

ブログがモチベーションを管理していたあのころと違い、今は自分の無力を人のせいにしてしまうマイナスな時期。

そこまでわかっていて、何もできないのは今のままが心地よいから。

社会的地位があって、誰も文句を言わない。

要は、嫌なことがないのです。

仕事も手を抜いているので楽だし、それでも並の評価をもらえる。

仕事もバカらしくて、何か違う。

特に違和感の正体をわかっているので、腐りたくなる。

月に30万円以上自力で稼げるのに同じ額をサラリーマンでもらってしまっていることへの不満。

独立欲にとらわれているのに一歩進めないクソみたいな自分。

言い訳ならたくさん用意できるが、たった一歩踏み出す勇気だけがない。

その他大勢の一人になりたくないのに、それが心地よい矛盾。

特に最近刺激を受けた出来事があった。

ソーシャルネットワークだ。

映画です。

映画って見る前と見たあとで、世界が違う。

それはもうあまりにも違う。

影響を受けやすい体質ではあるけど、少なからず人間なら感覚があるはず。

ソーシャルネットワークには刺激を受けた。

お金じゃないんですよね。

俺はお金しか見えないけど、お金じゃないんです。

クールかクールじゃないか。

そこが一番惹かれました。

自分は金しか見えてないから。

クールなんですよ。

世の中に価値を提供することはクールなんですよ。

このクールって感覚が自分には欠落していて、それだってわかったらチャレンジしたくなった。

日本人の中でも生真面目な自分は、自分で決めたレールを進んでいく。

スモールステップが、ジャイアントストライドになるのはわかってるから。

でも、戸惑うぐらいの環境の変化や、自己成長ってそこにはないんです。

だからこそ、クールなことをやりたくなった。

世界はチャレンジを待っているし、何より自分がチャレンジを待ち望んでいる。

クールって感覚で仕事をしたい。

そんな影響を受けてしまった。

じゃあ、今の会社は?

仕事は?

上司は?

クールなのか?

違うなぁーと。

27歳までやりきれるか?

やりきるのが正しい?

コツコツなジャパンドリーム。

クールなアメリカンドリーム。

こんなところでもハーフってやっぱいいなと思う。

日本とアメリカのハーフ。

そんな理想像が見えた。

ただそこに至るまでの今の不自由さは半端じゃない。

27歳までコツコツの途中。

歯がゆい。

選択する不自由。

それを感じずにはいられない。

機会損失。

そんな言葉が頭を巡る。

その気持ちを右手の拳におさめ、左の拳で現実にジャブを打つ。

ためてためて、クールな右ストレートを世の中に打つ。

豪快な音をたてて現実が崩れ去る。

そこにはまた違う世界が、必ずある。

そのスポットライトの当たった自分はきっとクールですげー奴なんだと素直に思う。

なぁ、今、右の拳に溜め込むのは正解だよな?

そっからだよな。

面白くなくて間違いが最悪だ。

面白くて間違いも嫌だ。

面白くなくても正解がいい。

面白くて正解が最高にいい。

そんなことってあるのかな?

とても自信をもてないから、不自由さや不満は右拳の中へ。

左のジャブは現実への威嚇と自分への戒め。

必ず右ストレートを振り抜けるように。

タイトルとURLをコピーしました