起業家のタイプ。メリットとデメリット。
今日は、起業家について考える一日になった。
というのも、自分の起業動機をいろいろ考えてたからです。
それもこれも、自分らしくって部分で本当に今を考える必要があったからです。
で、起業家のタイプを大別すると、社会を変えようとする志の高い人、自分のアイデアをカタチにしたい人、自分の技術を生かしたい人、独立意識が強い人に分けられると思う。
起業家って、なろうと思ってなるわけだから、動機で分類できるわけです。
で、それぞれの動機を元に独立して事業を行うわけです。
で、それぞれの特徴があるなぁと思いました。
社会を変えようとする志が高い人は、社会の問題をビジネスで解決するわけですが、志でビジネスが成功するなら、いい人みんな世の中を変えられてます。
最大の弱点は、利益にならない事です。
でも、志にはお金も人も集まるので、そういった資源には恵まれるでしょう。
でも、その問題解決のコストと得られる報酬のバランスが赤ならば、ただのボランティアです。
起業家としては失敗。
自分のアイデアをカタチにして起業する人、この人たちはまぁアイデア次第で大化けする事はあるでしょうが、流通させるコスト、実際かかってくる手間やお金に無頓着な場合が多い。
というのも、自分のアイデアに酔ってたり、実際のニーズと自分のニーズを勘違いしたり、ようは自己満足の側面が強い。
しかも、パクられるという心配があります。
自分の技術を元に起業する人。
技術は確かに素晴らしいモノでも、大学発ベンチャーが典型的な例ですが、技術が素晴らしくても、社会が求めているものではないですし、高度な技術が事業になるとは断言できません。
それでも、参入障壁を作れるからこそ、大きく化けていくでしょう。
次に、俺です。笑
独立意識が強い人、一生サラリーマンで終われるかっていう動機で起業する人。
アイデアも技術も、志も平凡な人が何で独立するんでしょう?
それは自己実現の為だと思ってます。
俺がそうだからわかるんですが、一生自分がサラリーマンで終わったら自分じゃないんです。
まぁ、お金に執着があるっていうのもありますけど、安定した生活で満足なら独立なんてしません。
自分を自分らしく、社会に示していたいんです。
で、このタイプの人の弱点はお金儲けが発想の源なので、稼げるけど、その人の周りにはやっぱりお金儲けがしたい人しか集まらないです。
お金が巡っている間は、問題ないです。
なくなった途端に失うものは、ほぼ全てでしょう。
うーん、技術もアイデアも欲しい。
まぁ何より、失敗しないって約束が欲しい。
起業家を目指すものは、欲しいものも、足りないものも沢山あります。
けど、はじめて自転車に乗った時に、まずは補助輪をつけて、慣らしたし、補助輪をはずした時は転んでしまったとおもうんです。
起業も転ばない失敗しないって、あり得ないと頭では理解しています。
そして、助走の期間も必要だと理解してます。
ですから、今準備する事が大切で、短期、中期、長期のプラン設定、事業撤退のいわゆる損切りの基準。
やる事は無限大で、工夫も無限大。
今まで与えられた環境ではある程度結果を残してきた。
小学校、中学校、高校、大学、会社。
どれも、用意された環境で、その中でうまくやるのは超得意です。
今もです。
でも、起業家は全て自分で用意して、自分で自分で仕掛けるしかないです。
それが難しさであり、面白さであり、俺の憧れなんだと思います。