【記録】2024年2月22日:+6万2931円

丸紅 +0円
三井住友FG +6万2931円

となりの物件を買うことになるまで④

また、

私が買うような小さな物件を相続でもらった子供さんは、すでに40歳〜60歳ですので、亡くなった両親とは一緒に住んでおらず、独立して、結婚して、別の場所にマイホームを買って暮らしています。

いわゆる実家にあたる家が「大人3人で暮らすには狭い」ので家を出て、独立されているんですよね。

その狭い実家を相続したところで、別のところに家を買って暮らしていたら、もういらないんですから、人に貸すか?売るか?という選択になります。

そうなると、ほとんどの人は売るという選択肢を選びます。

貸すという選択肢を取れる人は、すでに不動産に関わる仕事をしているか、前々から興味があった人に限られます。

相続した実家を人に貸すとなると、400万円〜500万円かけてリノベーションしないと、築50年前後のボロ家になっていますから、借り手がいません。

今まで、不動産を仕事にしていない人が、400万円〜500万円かけてリノベーションして、賃貸として人に貸せるか?というと、難しい話です。

今まで興味もなかったことを、貯金から400万円以上出して、試す人はいないですよね。

どうしていいかわからないし、リノベーションを任せられる業者も知りませんし、本当に賃貸できるかもわからないし、貯金が減るのも嫌ですしね。

親から無料でもらった不動産なので、あまり欲がある人も少ないし、狭くて安くでしか売れない不動産なので、安く市場に出てくるわけです。

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